1億円以上の資産運用

【1億円資産運用】ハーバード大学基金に類似したポートフォリオを組み安全に年率10%を狙おう!

1億円といえばほぼミリオネア(厳密には2020年12月時点では1mil USD=1億300万円)となり、

富裕層の仲間入りをしたといっても過言ではありません。

 

そのまま1億円という現金で寝かしておくのも勿体ないですし、

インフレが価値が減っていくのも嫌なので運用をする必要性は理解している。

しかし1億円ともなってくると、どのように運用していいのか分からない。

という方が多いのではないでしょうか。

 

分からないのであれば、大規模な資金を運用して年率10%程度の利益を出している、

米国のハーバード基金をある程度真似して資産運用ポートフォリオを組みましょう。

 

ハーバード大学基金の長期成績と運用ポートフォリオ

まずハーバード大学基金の長期の運用成績を見てみましょう。以下は2016年までのデータですが2020年現在もパフォーマンスの高さを維持しています。

 

ハーバード年金基金のリターンの推移

 

20年平均で年率10.4%のリターンをたたき出しています。

BenchMarkは米国の株式指数でUS 60/40は米国株60%、債券40%の指数、

Global 60/40は世界の株60%、債券40%の指数、CPIはインフレ率ですが、

全てを大きく上回っていますね。

 

もう、ハーバードのポートフォリオを真似てしまった方が、

王者の肩にのっているという精神面でも楽ですし高い成績を見込むことができますね。

 

以下はハーバード大学基金のポートフォリオなのですが、かなり分散投資をできていることが分かります。

 

ハーバード大学の最新ポートフォリオ

資産 投資比率 2020年リターン
上場株 18.9% 12.2%
未公開株 23.0% 11.6%
ヘッジファンド 36.4% 7.9%
不動産 7.1% -0.5%
天然資源 2.6% -6.2%
債券 5.1% 8.2%
その他 1.3% -17.5%
現金 5.6% -
Total Return 7.3%

参照:2020年のハーバード大学基金

 

それでは、上記のポートフォリオを元におすすめの投資先を比率毎に紹介していきたいと思います。

 

通常の株式投資(18.9%):バンガードのETFを用いて1900万円分を組成

まずハーバード大学基金の上場株ポーションである18.9%をETF組成に定番のある米バンガード社のETFを用いて組成します。

 

バンガード社のETFについてはV〇〇と三文字で表され非常にわかりづらいのですが、

投資範囲毎に以下のように図解することが出来ます。

 

バンガードのETFの種類

 

ハーバード大学の上場株ポジションについては上記の図の通り世界株全体に投資することができるVTで代用することができます。

シンプルに1890万円分についてはVTに投資をするのがよいでしょう。

 

PEファンドとヘッジファンド(59.4%):日本のヘッジファンドに6000万円を投資

PEファンドとヘッジファンドの合計のポジションは59.4%となっています。

これら二つはオルタナティブ投資と言われる投資先で、年金基金をはじめとした機関投資家に重宝されています。

ハーバード大学の最新ポートフォリオ

 

オルタナティブ投資の優位点と必要性

PEファンドとヘッジファンドは共にオルタナティブ投資といわれるもので、

近年ハーバード基金を始め日本の生命保険会社や欧米の富裕層の間で重宝されている新しい投資の形態です。

 

何故このようなファンドが持て囃されているかというと理由は二つあって、

一つは単純に株式市場の市場平均より高い成績を出していることです。

 

以下日銀が集計したグラフですが株式市場の市場平均よりヘッジファンドと、PEファンドがアウトパフォームしています。

 

PEファンドがアウトパフォーム

 

単純に成績が良いから投資しているということですね。

更にもう一つは市場平均が大きく下落するリーマンショックのような局面で影響をうけにくいという点があります。

 

そもそも何故オルタナティブ投資が注目されているかというと、

株式や債券などの伝統的な資産と異なる動きをする為、

ポートフォリオの安定性が増すとの考えが根底にあります。

 

市場に激震が走った時にも収益を追求することができるヘッジファンドやPEファンドは、

高い収益のみならず安定性を補完するという意味においても非常に有効な選択肢なのです。

上記の理由からハーバード大学基金もPEファンドに20%、ヘッジファンドに14%を割いています。

 

【参照】
オルタナティブ投資の種類とメリット・デメリットを徹底解説
オルタナティブ投資が注目される背景を徹底解説

 

PEファンドとヘッジファンドの違い

同じオルタナティブ投資であってもPEファンドとヘッジファンドは種類が異なります。

以前、ファンドの種類で説明しているのですがヘッジファンドは投資主体が、

上場株式、債券、商品、為替と幅広く取り扱い儲かるのであれば、

売りから入ったりしながらどのような市場環境でも収益獲得を狙う絶対収益型ファンドです。

 

一方、PEファンドは未公開株に投資を行い経営権を握り、

企業価値を向上させた上で購入価格より高い価格で売却するファンドです。

 

一般的にベンチャーキャピタルをイメージされがちですが、

PEファンドの8割以上は既に収益構造が安定している成熟企業を買収し、

経営改革で企業価値を上昇させたうえで他の主体に売却するバイアウト型に手法をとっており、

安全な運用がなされています。

 

【参照】
ファンドの種類毎のおすすめランキングを紹介してみる、投資信託・ヘッジファンド・PEファンド

 

日本でオルタナティブ投資を行う方法

先程日銀のデータでも見てきた通り、PEファンドとヘッジファンドは優秀な成績を収めています。

なかなか投資する機会に恵まれませんし、海外の著名なファンドでは最低出資額が

5mil USDつまり5億5000万円以上と非常にハードルが高くなってしまいます。

 

しかし、私の投資しているヘッジファンドでは1000万円以上から投資することが出来ます。

筆者が投資しているヘッジファンドは抜群の安定性を持っており、

投資してから1度もマイナスのパフォーマンスになったこともなく年率10%のリターンを叩き出しています。

以下で詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

安定運用!!評判のBMキャピタル(CAPITAL)の運用成績・利回り・投資手法を紐解く!日本のアクティビスト型バリュー株ヘッジファンドを紐解く。

 

不動産(7.1%):iシェアーズ 米国不動産 ETFに800万円

実は、意外かもしれませんが不動産もオルタナティブ投資の一種です。

1億円の7.1%というと約700万円となりますが、実物の不動産でいうとワンルームマンションを1つ保有することもできません。

 

REITか不動産インデックスに連動するETFが実質的な選択肢となってきます。

REITの中にも米国不動産指数に連動するものもありますが、

結局米国の不動産指数はDow Jones U.S Real Estate Indexを設定しているものが殆どです。

 

ダイレクトにDow Jones U.S Real Estate Indexへの連動を目指している、

Black Rock社によって運用されているiシェアーズ 米国不動産 ETFが乖離率が小さく、

今回は同ETFをおすすめしたいと思います。

 

商品2.6%:GSG iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラストに300万円

商品もオルタナティブ投資です。

ここまででハーバード大学基金は全部で69.1%もの割合をオルタナティブ投資に割いていることが分かります。

オルタナティブ投資が主たる構成要素となっている背景としては、

どのような市況環境でも安定した利益を出し続けたいという運用意図が感じられます。

恐らく1億円を安全に運用したいと思われている皆様とシンパシーを感じる部分があるのではないでしょうか。

 

商品といっても金や原油や鉄鉱石と上げたらきりがないので、

産出量に応じて商品を一つのインデックスにしているS&P GSCI商品指数への連動を目標としている、

iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラストへ300万円を投資します。

 

S&P GSCI商品指数は、世界で最も信頼性の高い投資可能な商品指数である。この指数は、各商品セクターの産出量加重に依存しているため、商品市場ベータを最も敏感に反映する尺度である。歴史的には、S&P GSCI商品指数は高い分散効果やインフレヘッジ機能を提供してきた。

<引用:S&P Dow Jones Incidies

 

 

債券5.1%:米国債に500万円

株式とならんで伝統的な投資先として分類される債券については、

丸々米国債への投資をおすすめします。

 

現在、コロナショック後の世界的な金融緩和によって債券をもつ妙味が失われています。

あえて、債券をもたないという選択肢も筆者は有効であると考えています。

 

ハーバード流1億円の資産運用ポートフォリオまとめ

今までの投資ポートフォリオを纏めると以下のようになります。

 

【株式投資】計:1900万円
VT

【PEファンド&ヘッジファンド】計:6000万円
日本の老舗ヘッジファンド

【不動産】計:700万円
iシェアーズ 米国不動産 ETF

【商品】計:300万円
iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト

【債券】計:500万円
米国債

【現金】計:600万円
現金

 

以上となっています。以下でおすすめの投資先ランキングについてもまとめていますので参考にしていただければと思います。

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